がんの対策

がんは私たち人間も侵されることが多いとても怖い病気。猫にとってもとても怖い病気であることに変わりありません。がんは悪性腫瘍とも呼ばれ、命まで脅かす病気ですが、毎日の食事選びでかかる確率を減少させることができるかもしれません。
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また、がんになった場合、どのような対策を行えばいいのでしょうか。愛猫ががんになった場合を考えてみましょう。

がんを知ろう

がんは悪性腫瘍とも呼ばれ、悪い細胞がどんどん増殖していく病気です。そのため、体のいたるところにがんが発生する可能性があり、がんの種類はとても多くなっています。色々な種類のがんの中でも、猫がかかりやすいがんはこのようなものだと言われています。

扁平上皮がん(へんぺいじょうひがん)

体を覆っている皮膚の一部にできるがんで、目や口の中、皮膚、耳、食道、鼻の中などに現れる。

肥満細胞腫

肥満細胞と言われる細胞ががん化するもので、皮膚が盛り上がる皮膚型と内臓、特に小腸にしこりができる内臓型に分けられる。

乳がん(乳腺腫瘍)

乳を作る乳腺に発生するがんで、そのほとんどがメス猫に現れる。避妊手術を行っているとその発生率をグンと下げることができる。

悪性リンパ腫

リンパ節にできるがんで、胸に水が溜まる縦隔型リンパ腫と呼ばれるものが一番多く発症すると言われている。このタイプのがんは、まだ若い2歳から3歳の猫に多く見られる。

子宮がん

メス猫の子宮に発生するがんで、気が付いた時にはすでにかなり進行していることが多い。若いうちに避妊手術をしていると、子宮がんの危険性が減少する。

どんな症状がでるのか

症状に気付いてから治療すれば、完治の可能性のあるものから、すでにかなり進行しているものまでがんによってさまざま。危険な症状を見逃さないようにしましょう。

扁平上皮がん(へんぺいじょうひがん)

皮膚に潰瘍やかさぶたができ、出血したり膿んだりする。

肥満細胞腫

・皮膚型・・・飛び出た潰瘍が皮膚の表面にできる。
・内臓型・・・内臓にしこりができ大きくなると触ると分かるようになる。進行すると嘔吐や下痢などの症状がでる。

乳がん(乳腺腫瘍)

乳腺にしこりができ、進行すると乳頭が腫れたり、液体がにじみ出たりするようになる。

悪性リンパ腫

食欲の低下、体重の減少、チアノーゼ、嘔吐や下痢などの症状が出る。

子宮がん

血などが混じったおりものが出るようになる。進行すると腹部が膨張する。

対策にベストなキャットフードとは

がんを予防、または改善できるキャットフードはどのようなものなのでしょうか。毎日の食事でいい方向に向かうよう、サポートしてあげましょう。

添加物の入っていないキャットフード

海外と比べ、日本のペットフードのガイドラインはまだまだ緩く、ペットが食べるとあまり良くない成分も入っていることがあります。

酸化防止剤であるエトキシキンやブチルヒドロキシアニソール(BHA)やブチルヒドロキシトルエン(BHT)など、発がん性成分であると言われていますので、キャットフードを選ぶ際は、パッケージをきちんと確認しましょう。

猫本来の栄養配分

猫が必要とする栄養成分を理想的に配合したキャットフードがおすすめ。タンパク質である肉類や約8割、残りの2割を野菜と果物で占めているもの。穀物は0割で一切配合されていません。

予防改善に効果的な成分とNG成分

☆効果的な成分

抗酸化作用の強いもの

活性酸素を除去する働きのある成分が一番です。DHA・EPA、βカロテン、ビタミンC、ポリフェノールなど。がんに効果を効果的であると言われる成分は、抗酸化作用の強力なものばかりです。活性酸素除去効果があると考えられる成分は積極的に摂取する必要があります。細胞の老化を食い止めることが大切。

☆NG成分

添加物

着色料や防腐剤、酸化防止剤などは発がん性が高い成分出る可能性が高いと言えます。ガン予防、または改善のためには、品質を考えなければいけません。

糖質や脂質

猫に摂って穀物に多く含まれる糖質や、質の悪い油に含まれる脂質は肥満のもとです。がんは遺伝や生活習慣、年齢などさまざまな要因によって起こりますが、肥満気味の猫は特にリスクが高くなると言われています。スリムな体型をキープすることが大切です。

愛猫ががんになった飼い主さんの体験談

9歳のメスであるうちの猫はがんと診断され闘病中です。
食欲がなく、嘔吐もするようになったので病院に連れていくと、悪性リンパ腫と言われました。がんであると聞いた時にはどうしていいかわからず、思わずその場にへたり込むほどでした。ですが、先生が頑張って治療していこうといってくださったので、私もなんとか立ち上がることができました。

外科的治療も必要で、手術を行い、その後に抗がん剤治療に入りました。体重が落ちてしまいとても心配しましたが、あれから1年経った今、随分元気になりました。完治することは難しいとのことでしたが、できるだけ長く一緒にいたいと思い、食事にも気を使うようになりました。

タンパク質が豊富なもの、穀物が入っていないもの、オメガ3系脂肪酸の入っているもの、ビタミンとミネラルが豊富なもの。これらのことに気を付けて、食事の準備をしています。

まとめ

猫にとって、がんはなかなか完治しにくい大変重大な病気のひとつです。気が付いた時にはすでにかなり進行しているということもあり、毎日の体調チェックが非常に重要であると言えます。

がんはさまざまな種類があり、体のあらゆる部分に発生します。日頃から愛猫の体を良く触るなどのコミュニケーションと、がん予防に効果的な食事を心掛けましょう。